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薬物中毒者、薬の次に手を染めた「甘い」誘惑

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Photo by Brian Brodeur from Flickr

カリフォルニアでパーティー三昧、ドラッグに溺れた生活に依存。18の若さで一年間の刑務所生活を言い渡される。

その後も、断ち切れない薬物に苦しむ日々。

そんな男が生きがいを見出したのは、甘い甘いクレープだった。

彼を襲った薬よりも「甘い」誘惑

Photo by Miel Van Opstal from Flickr

彼の名前はジョン・アレン。

荒れに荒れた十代を過ごし、リハビリ施設にも入るが更生しきれず、またリハビリ生活に逆戻りする生活を送っていた。

彼を一念発起させたのが、そのいかつい見た目と経歴からは誰も想像がつかないであろう、“クレープ”。

“Crepes are a social food.” 
クレープは”ソーシャル”な食べ物だと彼は言う。クレープをきっかけに人と人を繫ぎたい、そんな想いもあるのだろうか。

薬の次にハマった甘くてメルヘンチックな誘惑とは…

やっとの思いで薬中生活から脱出し、かねてからの夢であったカフェレストランをアメリカ、ミズーリ州スプリングフィールド市のダウンタウンについにオープン。

フレンチビストロスタイルのそのレストランの名前は”Aviary”
英語で『鳥カゴ』を意味する可愛らしいネーミングだ。

そこで彼は、甘くて繊細なクレープに情熱を注ぎはじめる。

チョコレート・サンシャイン、ファンキー・モンキー、バナナ・フォスター…。

美味しそうな名前の並ぶメニューに、メルヘンチックな内装の店内は、まさか服役経験のある元薬物中毒者がつくったなんて誰も思わないだろう。

どんな人にも記憶に残る最高の食事と共に、音楽、アート、楽しい会話とフレンドリーで暖かい空間を楽しんでもらうことが、このレストランのコンセプトだそうだ。

お店は順風満帆で、今年の夏には3店舗目をオープンさせ、フランチャイズ化も構想中。

彼の次のゴールは、自身の住む街ボリバーに新たなレストランをオープンさせることだそう。

プライベートでは家庭を持ち、もうすぐ2歳になる息子がいる。愛する息子が起きる前に家を出、彼が寝付いた後に帰宅するほど、日々クレープ作りに励んでいるそうだ。

薬中という過去も大事な人生の一部

人生は何が起こるかわからない。

どんな失敗をしても、何度失敗してもいい。ハチャメチャで荒れた道のりだろうと、何かに情熱をもてることはかっこいい。

元薬中、刑務所上がりのいかついおじさんがクレープを作ったっていいじゃないか。

外見や過去で勝手に自分を決めつけないで、誰も想像のつかない”ギャップ”のある人生を選ぶことは、あなた次第でいつだってできるはずだ。

Writer: Miki Yoshizawa

 
 

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