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世界共通語は英語じゃなくてPokemonだった。

MOVEMENT

Photo by CARTELPRESS

世界中の人を虜にし、巻き込んでいるポケモン。
Pokemon Goもその配信と同時に爆発的な影響力をもたらしている。

人々を魅了するポケモンの秘密は一体どこにあるのだろうか。

もうPokemon Goで遊んだ?

Photo by Chris Ford from Flickr

爆発的な人気で一世を風靡している「Pokemon Go」。
道端で、学校で、時には自分のパソコンの上にも!日本では先日配信されたばかりにもかかわらず、いたるところでプレーヤーたちを見かけるのはもうおなじみになってしまった。

Pokemon Goが日本に上陸する前から、アメリカ人がポケモン探しに夢中になるあまり様々な騒動を起こしていることが報じられていたけれど、実はその人気は文字通り「世界規模」である。
ドイツ、スウェーデンなどのヨーロッパ諸国でもPokemon Go のイベントが開催されたり、コミュニティーが形成されたりしている。ポケモンの話となるとみんなが盛り上がる。

Photo by (スウェーデンのPokemon Goのコミュニティページ)
Photo by (ドイツで行われたPokemon Goのイベント)
Photo by (スウェーデンで行われたPokemon Goのイベント)

ポケモンは英語を超越した世界共通語といっても過言ではないかもしれない。
1995年にシリーズが始まってすでに20年以上経っているが、その人気はとどまるところを知らない。

グローバルすぎる世界観

Photo by CARTELPRESS

いくらポケモンが人気だとはいえ、実は「ポケットモンスター」では通じない。そもそもこのキーワード、英語にしてしまうとNGなのだ。
なんと、英語では男性の性器を表現する言葉になってしまう。だから海外ではポケモンとして知られるようになった。なるほど、一歩間違えると犯罪ゲームになってしまうわけだ。

ポケモンの名前にも注意が必要。英語表記では全く違うので、話がかみ合わなくなってしまわないように事前に記憶しておく必要がある。一部おもしろいものを紹介しよう。

例えば、ケーシィとユンゲラというポケモン。英語ではアブラ(Abra)とカダブラ(Kadabra)という呪文のような名前設定に。
ピジョンとピジョットは、ピジョット(Pidgetto)とピジオット(Pidgeot)。なんとも区別しづらい呼び名だ(筆者は一瞬見分けがつかなかった)。
ほかにも国ごとにのポケモンの名前が違うので、気になった方はポケモンwikiをチェックしよう。

Photo by the guardian

意外と奥が深い、ポケモン学

Photo by Marcel from Flickr

驚くなかれポケモンは、ポケモン学(Pokemonology)という学術的な名前も持っている。内容は定かではないが、ポケモンの歴史やその生態の知識を深めるというものすごくオタク的なテーマから、マーケティングや影響力に関する真面目な学術的考察まで、広くポケモン学とされているらしい。

なぜこんなにもポケモンが世界中に受け入れられているのだろう。
興味深い考察をいくつかご紹介しよう。

例えば、ストーリー展開としてはシンプルだが、そこに登場するキャラクターの多様性が、十人十色の世界観を作り出している。だが、そのシンプルさが子供たちにも理解しやすい設定を作り出している。また、自分好みのキャラクターに愛着を持つような、そしてキャラクターをコンプリートしたいというコレクター心理をくすぐるような戦略にハマっている人も多いだろう。(参考http://newstyle.link/category49/entry678.html

Photo by Gpara.com

また、ポケモンゲームの世界では、ゲーム中での経験が個人によって違うために、その人にとっては「自分だけの経験」という特別感が、「もっとプレイしたい!」という意欲を掻き立てる。そのため、キャラクターと一緒にプレイをするというよりは、プレーヤー自身がそのキャラクターとなってポケモンの世界に入り込むという感覚が味わえる。(参考https://www.quora.com/Why-is-Pokemon-so-addictive

Photo by FEARLESS GAMER

そして最大のポイントは、日本らしさを出していない点にある。
先ほども紹介したように、名前を国ごとに変えたり、最近ではロケーションも海外が舞台だったりと、ローカライズされた、誰もが親しみを持てる設定を打ち出している。映画のロケ地巡りのような感覚で、現実世界での「ポケモンの旅」にもつながってくる。
その結果、ポケモンは日本の文化としてではなく「自分たちの」文化として認識され、未だに根強い人気が残っているのだ。

いいことも悪いことも

Photo by @lbyper from Flickr

Pokemon Goは配信以降、問題点も多く指摘されている一方で、例えばアメリカの病院では子供たちの精神的なリハビリに一役買っている。この映像には、嫌いな運動に積極的に取り組んだり、病院に対する恐怖心がなくなり笑顔を見せたりする子供たちが映っている。

日本でも精神科医がPokemon Goはうつ病や不安神経症を改善していると、驚きの発表をしている。「外出してほしい」という当初のコンセプトが、こういう形で功を奏している。

多様性とシンプルさで人々を魅了するポケモン。
国を超え、分野を超えるその影響力に期待したい。

Writer: Tamami Mizoguchi

 

 

 

 

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