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いまどき美術館には行かずに”クリック”する時代

ART

Photo by Gary Ullah from Flickr

海外へ旅行して世界中の文化に触れる。
誰もが一度は夢想する旅ではあるが、実際のところ、そうしたリッチな時間を持てる機会は人生にそう何度もやってくるものではないだろう。

しかし、テクノロジーの発展は美術鑑賞の作法さえも変えてしまった。

もはや世界中の美術作品へアクセスする為にするべきことは、PCをインターネットへ接続することだけだ。

Google が世界中のアートをアーカイブする。

Photo by Shadowgate from Flickr

Google は数年前から世界中の美術作品をアーカイブする文化事業 「GoogleArtProject」に取り組んでいる。
その中では google mapのストリートビュー機能を使い、展覧会そのものを体験することが可能なことをご存知だろうか?

見ることができる美術館は100以上。そしてギャラリーやコレクションの記録なども合わせると、実に300以上もの展覧会をヴァーチャルに体験することができる。

ここでは、そのうちのいくつかを紹介しよう。

まずは有名な美術館だ。以前より話題に上っていたのでご存知の方も多いだろうが、螺旋状の回廊で有名なニューヨークのグッゲンハイム美術館や、イギリスの大英博物館の中を見ることができる。

この画像はスクリーンショットです

グッゲンハイム美術館

この画像はスクリーンショットです

大英博物館

そして実は美術館だけでなく、様々なギャラリーやビエンナーレ会場にまで入ることができるのだ。

この画像はスクリーンショットです

コチ・ビエンナーレ

この画像はスクリーンショットです

Bratislava City Gallery

Google だけじゃない。ヴァーチャル美術鑑賞の現在

そしてWeb上でヴァーチャル美術鑑賞を体験できるのは、Google street viewだけではない。様々なプロジェクトがWebの海に浮かんでいる。

最近では、日本の企業ANAが「世界中いつでもどこからでも行けるバーチャル美術館」をうたい、訪日外国人向けのプロモーションメディア 「IS JAPAN COOL?」においてバーチャル美術館プロジェクト「IJC MUSEUM」を公開した。

また、ロイヤルアカデミーオブアーツのサイトからは、昨年9月から12月にかけて同所にて開催されたアイウェイウェイの大規模な個展の様子を詳細な解説つきで体験することができる。

360度撮影可能なカメラも廉価で手に入る現在。
これからの美術のアーカイブは、展覧会をまるごと記録してゆく方向へと進むのかもしれない。

Hello,World!

インターネットは情報のあり方を変えた。たった数十年前には恐ろしく貴重だった情報に、今は誰もが無料で気軽にアクセスすることができる。

これこそがインターネットがもたらした最大の恩恵だろう。

もちろん美術鑑賞とは人と人、そして文化や歴史との生のやり取りこそが最も大切なことである。
いくらヴァーチャルリアリティの技術が進んだとしても、それが変わることはないだろう。

だが、こうした恩恵に預からない理由もない。

今やSNSのタイムラインには放っておいても世界中の情報が流れてくる。
しかし、じっと待っていても変わらないことは、リアルでもネット上でも同じなのだ。

自ら能動的に扉を叩くことで、インターネットはまだまだ広い世界へと私たちをいざなってくれるだろう。

※ストリートビュー機能について他にも気になる場合は、下記リンクへアクセスし「ミュージアムビューのみ」にチェックを入れてみよう。

https://www.google.com/culturalinstitute/u/0/collections?projectId=art-project&hl=ja

Writer: Hiroshi Yoshida

 
 

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