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見知らぬ人と抱き合ってパシャり!あったかくて不思議なプロジェクト

ART

街ですれ違うだけの、全くの他人に長く抱きついたことはあるだろうか。

あなたが男性で、急にすれ違う抱きついたりでもしたら、警察を呼ばれてしまうかもしれないが、ある日のNYでは違った。

他人に感じる優しさは、触ることから始まる。

「Touching Strangers」、見知らぬ人からしか感じられない温かみ

NYベースの写真家リチャード・レナルディ(Richard Renaldi)。彼が行ったゲリラ的撮影、「Touching Strangers(他人にタッチ)」がユニークなので紹介したい。

彼は街を歩いている2〜3人の、生い立ちから職業、人種から年齢まで異なる他人に「今から撮らせてもらえないかな」とモデルハンティングをする。

彼らから了承を得られたら、近くの道端で早速シューティングをするという、何ともシンプルでゲリラな方法だ。

1分前までお互いを知らなかった者同士が、向き合い、手を取り合い、見つめあう。その姿はなんとも不思議だが、たった数分の撮影の間に、特殊な温情の様な感覚がモデルの間に芽生える様だ。

撮影の風景を追いかけた動画もあるのでぜひ。

動画の中で、95歳の元ファッションデザイナーの二人と撮影した、詩の先生は撮影後、「I felt like I cared for here(なんか大事にしているみたいだったよ)」と述べていた。

また全くの他人2人に囲まれた女性は撮影前は気まずさを感じていたものの、彼女たちの直接的な温かみに接して、「周りの人に対しての何かを失ったのかもしれない」と撮影後には感想を述べていた。

触れることで、言葉に出来ない何かを知り、懐かしい何かを思い出す。その優しい神秘をリチャードは伝えたいのかもしれない。

世渡り上手の秘訣は「触る」

photo by reynermedia from Flickr

リチャードの「Touching Stranger」のシリーズでは、モデルの皆が必ず何らかの形でお互いに触れ合う。そして数分後、他人同士だった彼らの自然と仲が良くなっている。

欧米と比べ、あまり握手をすることのない日本であるが、握手をした相手の方が、普通の会釈だけですました相手よりも、少しだけ良い印象を持つ様な気がする。

相手の手を握り、その握力の加減、掌の暖かさ、手の厚みを感じ合う。ただの「握手」といえど、その数秒の中に相手を直接的に知るポイントが詰まっている。

人を好きになるのに言葉なんて必要ない

photo by Teeejayy from Flickr

人に触れることは、何よりも直接的で、無意識にポジティブな効果をもたらすのかもしれない。無条件の愛しさが生まれる、どこかで忘れた様な、懐かしい感覚をリチャードは映し出した。

触れることは決してない、街でただすれ違うだけの、見知らぬ他人は、きっとどこかの誰かを愛していて、どこかの誰かに愛されているのだ。

そんなことを考えながら道を歩いてみて欲しい。きっと何かが変わるかもしれない。

Writer: ADAM

 

 

 

 

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