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アイツが脇役だなんて、誰が決めたの?

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Photo by Dustin Quasar from Flickr

あなたは段ボールにどのようなイメージを持っているだろうか。
引っ越しなどに使われることから多くの人が「使い捨て」というイメージを持っているだろう。

しかし、段ボールはどんなものにも生まれ変わる優れものなのだ。

『紙箱王』という名の通りの「レストラン」

Photo by ODDITYCENTRAL
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台湾にこの度オープンしたレストラン、その名も『Carton King』。中国語で『紙箱王』と名付けられたレストランだ。

そこであなたが目にする光景は奇妙なもの。そのレストランの名の通り、どこを見てもあの薄茶色の「段ボール」という光景なのだ。

それはテーブルやイスだけではない。食器やメニュー表、さらには厨房にある蒸し器まですべてが段ボールでできている。
ちなみに、気になるその料理のお味は「特に段ボールの蒸し器で作られたとは感じない」という評価。いい意味で平均的なようだ。

「段ボールイス」は「100キロ」の人も問題なし!

Photo by WHEN ON EARTH

このレストランをプロデュースしたのは、長年、製紙会社で働いていたというファンさん。彼曰く、段ボールは使い捨てされるイメージがあるが、実は耐久性や多様性は最もすぐれた材質であるという。

製紙会社勤めのプライドからか、なぜかそのことを世の中に広めなければと感じたファンさん。思い切ってすべてを段ボールにしたレストランをオープンさせたそうだ。確かにそのコンセプトもユニークながら、多種多様に広がる段ボールのたくましさには驚かされる。

例えばレストランにあるイスは、少しばかり重そうな人が座ると壊れないかとドキドキしてしまうが、心配ご無用。重い人が何度座り直そうとも、びくともしないのだ。それもそのはず。段ボール家具は重さ100キロまで耐えられるというほど強固。万一壊れたとしても、素材の特性上、簡単にリサイクルができる。

「健康」にも「最強」の存在

Photo by Ollie Brown from Flickr

またこの段ボールレストランを建てるにあたって、建物に余計な化学物質が使われていないということも大きなポイント。

本来、内装を手掛ける際には、さまざまな種類の塗料や建材が使われそこから有害な化学物質が発生してしまうケースが見受けられる。それが、いわゆるシックハウス症候群を引き起こすのだ。
しかし、この段ボールレストランの材料は、ぼぼ段ボールのみなのでそんな心配一切なし。体にも優しい空間なのだ。

いつかは「台湾名物」に

Photo by Alexander Synaptic from Flickr

段ボールに触れる機会は、多くの人が引っ越しのときや片づけのときのみであるだろう。そんな普段は主役になり得ないものたちが、今、台湾の人々を沸かせている。

外務省の報告によると、台湾に訪れる日本人の数は2015年には162.7万人を記録し、毎年多くの人が足を運ぶそうだ。
日本からも比較的行きやすい台湾。訪れる機会があったならば、ぜひこの日々スポットライトが当たらない段ボールのレストランの存在を思い出してあげて欲しい。

Writer: Asuka Yoshida

 

 

 

 

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