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【潜入レポ】米国の大麻ショップは爽やかだった

CULTURE

Photo by LOUD 100

舞台はアメリカ、オレゴン州。大麻を売る店に潜入してみた。

日本では、「ダメ。ゼッタイ。」なマリファナ(大麻)の使用だが、海外では解禁の動きが続いている。

アメリカではすでに25 州+ワシントンDC で医療用マリファナの使用が認められている。
また、その内5州では、嗜好用も合法だ。

「全米一住みたい都市」として注目のポートランドがあるオレゴン州でも、2015 年10 月1 日から、医療用に加え、レクリエーション用の大麻購入が合法となった。
21 歳以上であれば、誰でも州が認定した薬局で、 制限量以内の乾燥大麻、栽培用の種子と苗、大麻入り食品、大麻入り塗り薬などを購入できる。

ポートランドの大麻ショップを覗いてみよう。

Photo by Rika Higashi

出かけたのは、著者宅の近所に新しくできた「Five Zero Trees」。

主要道路脇にあり、バス停もすぐ側。広い駐車スペースも備えている。
ガラス張りの明るい店だが、外からは木のパネルに遮られ、中が見えない作りになっている。知らなければすぐには何のお店か分からないかもしれない。

Photo by Rika Higashi

店内に入るとフレンドリーなスタッフが明るく迎えてくれる。

この1つ目の部屋は、ショップに入る前の待合室的な役割を果たす。
ショップに入るには、身分証明書の提出(21歳以上の本人だとの確認)が必要だ。

Photo by Rika Higashi

また、商品の販売は現金のみなので、ATMも設置されている。

これは、通常、銀行が大麻販売店との取引を避けるためだ。
カード社会のアメリカにおいては珍しい店内に保管される現金を狙う強盗対策としても、この1つ目の部屋は機能している。

さて、身分も確認でき、現金もある、となれば、担当販売スタッフ、ジェニファー(仮)がショップのドアを開いてくれる。
彼女に続いてショップに足を踏み込むと、そこにはガラス瓶に入った乾燥大麻が、カウンターの奥の棚にずらりと並んでいる。

残念ながらショップ内は撮影禁止だが、高級茶葉店を想像してもらうとイメージがわくかもしれない。

ジェニファー嬢にオススメを聞くと、次々とガラスジャーを持ち出し「これはとっても爽やかなアッパー系。私の朝食よ」とか、「メローダウンしたいなら、こっちよ」とか言いながら、香りをかがせてくれる。

後ろめたさや、闇の気配は全くない、オープンさだ。

ショップ内には他にも大麻入りチョコレートやガミーベア、飲料の入った冷蔵ケース、ジョイント用のローリングペーパーや、美しいパイプ、ボングなどの並ぶ棚があった。

退店時にIDを返してもらい、今回は何も買わずに出てきた。

Photo by Janet Lackey

オレゴン州はもともとヒッピーが多く、合法化以前からもレクリエーションとしての大麻使用は、若年層にまでかなり普及していた。
合法化に当たり、闇ルートでの販売の減少や、大麻産業から税収を得て、それを違法マリファナ栽培や販売の規制及び教育や薬物治療に使うことが可能となったという。

しかし一方で、よりハードなドラッグへの移行や長期的使用による健康への影響、薬物使用運転事故増加などについての懸念もある。
大麻の合法化について語ることがあるなら、両サイドの価値観や事実関係を知った上で、 自分の意見を固めてほしい。

こちらも参考にしてみては?
日本で“マリファナ”が合法になってもいい「5 つの理由」

Writer: Rika Higashi

 
 
 
 

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