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使い終わったら土へ還そう!芽が出るペン

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Photo by The Better India

普段、仕事や勉強に欠かせないペン。インクが出なくなれば捨ててしまう。たかが1本のペン。それは塵となり山となり、プラスチックのゴミ山がどんどん高くなっていく。しかし、ある女性が考えた史上最強にエコなペンを使えば、地球のそこらじゅうに芽が出始める!

■土にさすだけでエコ

そのペンのどこがエコかというと、まず紙で出来ているということ。それも、新しい紙を使うのではなく、新聞などのいらなくなった紙をリサイクルしている。普通のボールペンに比べると、プラスチックの使用量を5分の1に抑えている。インクの芯の部分はまだプラスチック。将来的には芯も紙で作れるよう、試行錯誤中だそうだ。
ここまではこれまでもあった話かもしれない。このペンのすごさは、「芽が出る」という驚きの機能だ。その秘密は、ペンの端に種が一粒仕込まれているということ。使い終わったら庭ブランだのプランターでも、道ばたのちょっとした場所でも、土がある場所にさすだけ。そうすると、種から芽が出る。もっと言えば、ペンを無くしたり、間違って捨てたりしても、芽がでるチャンスは残されているということだ。

Photo by The Better India

■一石三鳥なペン

最強にエコなペンを考えたのは、インド南部に住む女性、ラクシュミ・メノンさん。デザイナーの彼女は環境問題を考える活動家でもあり、よりよい暮らしを考える「ピュア・リビング」という組織も運営している。
彼女はこのペンを「Entrée(アントレ)」と名付けた。エコなペンを使うことが、環境問題を考え、エコフレンドリーな生活の始まりになって欲しい、という思いが込められているそう。
製造する機械も彼女自信が設計し、特許も取得している。プラスチックのペンに劣らないよう、紙でも堅さが出るよう考えた。
女性を積極的に雇用し、多くの人の人生も支えている。女性の社会進出がまだまだ進まないインドで、多くの女性に力になっている。プラスチックゴミが減らせて、緑が増え、女性の社会進出を支援する。
まさに、一石三鳥といっても過言ではなさそうだ!

Photo by The Better India

■世界中のプラスチックが緑に変わる日

価格は12ルピー(約18円)。日本で売られているペンを考えれば断然安いが、インドではプラスチック製のペンが5ルピーで売られているという物価が安い国。しかし、メノンさんは諦めない。少し高くても、環境を考えてペンを使ってくれる人は必ずいるはずだ。
小学校などでのキャンペーンも始めるそう。プラスチック製のペンを回収して、代わりにこのEntréeを使ってもらう。みんなにプラスチック製のゴミがどれだけ地球に負担になっているのか、真実を知ってもらうことが目的だ。
プラスチック製のペンを手にした時、少し手を休めて考えてみよう。その1本のペンは1カ月後か、もしくは明日か、そのうちゴミ箱行きになる。それが積もりに積もってプラスチックの山になる。普段、その残骸を目にすることはないが、地球上のどこかに負の遺産は蓄積されているはずだ。
考えてみよう。
それがこのEntréeだったら?地球上が緑であふれかえる日がくるかもしれないのだ。

Photo by Dominic Lüdin from Flickr

Writer: erica

 

 

 

 

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