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あなたのスマホが誰かを救う?献血は皆で「参加」する時代

TECH

Photo by Edgar Polo from flickr

普段何気なく素通りしてしまう「献血」という文字。そんな風潮に待ったをかける携帯アプリが次々と登場している。

これからはスマホを持って、献血のために立ち止まる人が続出するかもしれない。

日々の生活に追われていると、毎秒どこかで輸血の必要がある人が居る事実など、考えることはないかもしれない。道路で献血トラックが停車していても、目の端で見るだけでスマホを片手に素通りする。もう少し若者に関心を持たせたい。そこで動いたのは、イギリスの国民保険サービスNHS Blood and Transplant だった。

誰でも参加しやすくするため、NHS Blood and Transplant は主要なショッピングセンターやメインストリートに配置してあるスクリーン広告の会社と協同し、スマートフォンで献血ができるバーチャル輸血キャンペーンを実施した。

街の中心にある巨大スクリーンに映されたのは、輸血バックと並んだ顔色の悪い患者だ。
目の前で袖を捲り、ステッカーを付けた腕をスマホアプリで撮影すれば、チューブと針が絆創膏で固定され、採決が開始される。

Photo from NHS

すると、みるみるうちに巨大広告の輸血バッグは血で満たされ、患者の顔が明るくなり元気になっていくのだ。
世界初となるこのバーチャル広告キャンペーンは、献血が如何に患者の命を助けるカギになっているかを強調するだけでなく、若い世代や黒人、東アジア人のドナーを増やす狙いもあったという。なぜなら、NHS Blood and Transplant では毎年160万人分の血液が必要な中、特に黒人や東アジア人が持つ特別な血液型が不足しているからだ。

NHS Blood and Transplant は今回のキャンペーンの他にもさまざまな形で献血の協力を呼び掛けている。最近では、ドナーに「いつ、どこの病院でアナタの血が役立つか」お知らせメールが届くサービスを開始したという。

Photo from prexamples.com

献血だけでなく、同社は臓器ドナーへの登録も積極的に呼び掛けており、最近ではマッチングアプリTinderとのタイアップも話題になった。

Tinderのインターフェイスはそのままに、アプリの内容はとてもシンプルだ。英国で活躍する三名のセレブリティから臓器ドナー登録を促すメッセージが送られ、貼られているリンクに飛べば、臓器提供者として登録が簡単に完了するというもの。「若い世代を対象に臓器提供を呼び掛ける」といったNHSの意向にTinderが一役買ったかたちだ。

こういったSNSやアプリの活用で若い世代に浸透しやすい流れをつくっている。

Photo by g_cowan from flickr

解決すべき問題は目を背けずもっと身近に。今、私たちはスマートフォンやタブレットがいつも手元にある。ここからほんの数秒で人の命を救う可能性があることを、忘れないでいてほしい。

Writer: HEAPSMEDIA

 
 
 
 

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