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人間がロボットの右腕となる?新たなアートの形

TECH

Photo by Kim McKelvey from Flickr

近年少しずつ人間とロボットの付き合い方というものが問われ始めている。

Photo by Aaron Webb from Flickr

例えば、犬そっくりな形のロボットを痛めつけることに対して倫理的な批判を浴びることになったり、人間に限りなく近い容姿のセックス・ロボットが人間の性欲を満たしてくれる社会が疑問視されたりと、課題はまだまだ山積みだ。

それくらい我々の認識の上でも「人間/ロボット」との境界があやふやになりつつあるということであろう。

Photo by
Johnson Cameraface from Flickr

しかし、本来人間に使われるはずのロボットが、逆に我々人間を使うようになったらどうなるだろうか?いやいや、映画『ターミネーター』の話をしているのではない。

ロボットに主導権を委ね、「ロボットに使われる存在」として新たな芸術の領域を模索する芸術家がいるのだ。

世界初!人間が機械に従属したアート

その芸術家が68歳のセルビア人アートティストDragan IIicだ。

Photo from YOUTUBE screenshot

なんと今彼は腕のように動く巨大ロボットアームに掴まれた状態で絵を書いているのである。

彼の今までの作品のユニークさはその手法にある

Photo from Dragan llic

5万本の鉛筆を壁一面に貼った紙に投げて作品を書いみせたり、奇天烈な器具に乗って絵を描いてみたりと、彼は常に新たな芸術のフォームを模索している。

Photo from Dragan llic

そんな中生まれたのがこの芸術家自身がロボットの道具となって描く抽象画だったのだ

常にリスクとの隣り合わせ

この新たな試みでは事前にロボットアームがどういう動きをするのかプログラミングが組まれている。

ただロボットが想定通りの動きをしてくれなかったり、壁とアームとの寸法を間違えたりすれば人間の身体はひとたまりもない。

Photo from YOUTUBE screenshot

これは下手をすれば芸術家自身が命を落としかねない、死との隣り合わせな試みでもあるのだ。

ロボットに従属する人間

本来芸術というものは作品を作る画家と、作品を見るオーディエンスという二者の関係によって成立していたが、「機械(ロボット)」という感情を持たない第三者的存在が介在することで、新たな芸術のあり方を提示していると言える。

Photo by Universidad Carlos III de Madrid from Flickr

今まで以上にロボットが我々の生活に浸透すると、我々はいよいよ本気でロボットとの向き合い方を考えなくてはいけなくなるであろう。

必ずしも単に人間に従属するロボットという関係ではなく、ロボットに従属する人間という関係すらありえるようになるかもしれない。

Photo from YOUTUBE screenshot

この芸術家はそんな未来の姿を暗に我々に語りかけているように思えてならないのは、私だけではないはずだ。

Writer: Doga

 
 
 
 

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