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「不便」「怖い」「割と命がけ」これが人気のホテルの形

CULTURE

Photo by Diego Cantalapiedra from Flickr

Airbnbが日本でも広がりを見せるなど、選択肢の幅を広げる宿泊。しかし、他国ではもっと斜め上を行く宿泊施設が人気なようだ。

雨に最強に「弱い」ホテルが誕生

自然を思いっきり満喫したい。そんなあなたにおすすめなのがこの『Null Stern Hotel』である。

スイスにあるこのホテルは、訪れてみてびっくり。なんと大自然の中にダブルベッドがぽつんと一つあるのみなのだ。このホテルは、まさに自然をこよなく愛する人向けの特別なホテル。

朝は自然の陽の光と小鳥のさえずりに目を覚まし、夜は満天の星空を見上げながら就寝する。もちろん、雨が降ってもそれをしのぐことはできないし、冷暖房もない。
ただ、それもまた自然の醍醐味であると同ホテルは語る。まさに、すべての自然があなたのものとなるわけであるが、なんだか寂しい気持ちもする。
しかし、現在このホテルは多くの人からの問い合わせがあり、今後はスイスの観光協会とタッグを組んで、地域に根ざしていこうと考えているみたいだ。

寝返りだけは「絶対禁物」

また、ドイツではあんな場所に宿泊する施設が話題となっている。
そこはどこか。標高2,000メートルを超える崖の上である。

高所恐怖症の人には絶対おすすめできないこの宿泊施設は、断崖絶壁に専用のテントが設置されていて、そこで寝るというもの。時には木々につるされたり、時には飛び出た岩につるされたり、とにかくここに泊まりたいと思う人の気が知れない。

しかも、テントはむき出し。寝返りを打ったものなら恐ろしい結果を招くことになりかねない。こんな場所で熟睡などできっこないのだ。しかし、この宿泊施設は大自然に寄り添うことができるとアウトドア愛好家たちを中心に大人気。
休暇になると多くの人がこのスリルを楽しんでいるという。

「不便さ」はお金を買ってでも欲しいものに

Photo by deagol from Flickr

宿泊施設は今まで「快適」で「便利」なものが当たり前のように好まれがちであったが、人々は今、「不便さ」を求めているのかもしれない。

そしてその不便さを追求できる場が「自然」であると気が付いたのだろう。
雨風を防げて身の回りの世話をすべてスタッフが行ってくれる施設は居心地がいい。しかし、不便なほどに実感する日々のありがたみも多いはずだ。

私たちは、一周回って今、そのありがたみをまたリスクを負ってでも実感したいのだろう。

Writer: Asuka Yoshida

 
 
 
 

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