HEAPSmedia

「コーヒーを飲む」ように「エコ」を楽しむ

CULTURE

Photo by Roberto Trombetta from Flickr

欧米で流行中の無料で壊れたものの修理をするボランティア。

なぜ、費用ゼロにも関わらず、この活動は人々の心を掴んでいるのだろうか。

「モノを大切にする」精神が生み出したカフェ

今、オランダで流行しているカフェがある。その名も「リペアカフェ」。

このカフェは名前の通りなにかを「リペア=修理」するカフェなのだが、なんとその修理費はすべて無料。ボランティアで修理の専門家たちがカフェに集まり、修理をしているからだ。

この活動を開始したのは、当時、子どもを産んだばかりのマルティーンさん。彼女は、子どもにモノの大切さを伝える傍ら、人々が簡単にモノを捨ててしまうことにうんざりしていた。

そこで、捨てようと思っていた壊れたものを持ち寄って、修理専門家に無料で直してもらえるコミュニティを作ることができないかと考えたことがきっかけだ。

ヨーロッパに広がる「リペア」の「輪」

この試みは多くの人々の心を掴み、特に宣伝や告知はしていないにも関わらず、口コミでヨーロッパ全体に広がった。

フランスでは洋服やカバンの修理を中心に30カ所のリペアカフェが、ドイツではITなど幅広い分野のリペアカフェが300カ所で開催中だ。

週末ともなれば、何かを「直してもらいたい」人々と「直したい」専門家たちがコーヒーを片手に修理とおしゃべりを楽しんでいる。

「エコ」を上手に楽しむ人々

Photo by Manuel Delgado Tenorio from Flickr

彼らの素晴らしいところは、特に「エコをしよう」と前のめりになっているのではなく、モノを大切にしつつ、「そんな時間も楽しもうかしら」と、地球にも自分にも有意義になるような方法を見つけだしているということ。

エコをライフスタイルに取り込むことの得意さは私たちも見習うべきところがあるだろう。

私たちは「修理するより新品を買うほうが安い」と思いがち。しかし、修理することで生まれる楽しさがあることにも目を向け、そんなアイデアを見つけ出したいものである。

Writer: Asuka Yoshida

 
 

この記事が気にいったら、いいね!しよう
HEAPSmediaの最新情報をお届けします!

TAG


アプリで、HEAPSmediaを楽しむ。

どこでもいつでもサクサク快適に“遊び”が見つかる。

HEPASmedia

DOWNLOAD NOW!

アプリ画面

PAGE TOP