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「おもてなしタトゥー」誕生。あなたの命を守ります

SOCIAL GOOD

Photo by Maxime Guilbot from Flickr

現代社会において増えつつある「アレルギー」。

厚生労働省の調査によると、日本人の約2人に1人はなんらかのアレルギーを持っていて、世界的に見てもその人口は増加傾向にあるそうだ。

しかしながら、アレルギーはその食物を食べてみて初めて知る場合がほとんどで、まだ自分が何の食物に対してアレルギーを持っているのか知らない人も多いという。

そんな人たちを守るため、立ち上がったのは札幌のお蕎麦屋さんである。

日本食の代表が持つ「リスク」

Photo by toyohara from Flickr

アレルギー症状を起こす食品の中でも、最もアレルギー反応が出やすいと言われている食材「そば」。日本人ではすでにその症状を知り、避けるようにしている人も多いが「そば」を日常に食べる機会のない外国人にとって、「そばアレルギー」はほとんど認知されていない。

海外からの観光客も増え、和食を味わいたいと思う外国人も多い中、そこでアレルギーが出てしまってはせっかくの旅行の思い出が台無しである。

粋なステッカーで「アレルギー」をチェック

そんな危機を回避しようと札幌市の「230そば街道委員会」が画期的なアイテムをつくりだした。

外国人の旅行者も多い同市では、そばを食べる人が「そばアレルギー」を持っていないか、事前に確認ができる「そばアレルギー・チェッカー」なるものを開発したのだ。このチェッカーはタトゥー風のシールになっていて、それを手に張り付けてアレルギー反応を見るというもの。

そのシールのデザインは浮世絵の絵柄となっていて、チェッカーという言葉に嫌悪感を抱きがちな人にも受け入れやすいと好評だ。また、万一そこで反応が出てそばを食べられないという事態になってしまってもこのシール自体が思い出となり、ショックの大きさが緩和されるという。

誇るべき、日本人の「おもてなし」

Photo by Lee LeFever from Flickr

せっかく日本に来てくれるのだから、「いいものを見て欲しい」と思うのは、「おもてなし」を大切にする日本人ならではの美しさであろう。しかし、きちんとリスクを前もって知らせ、そしてはっきりと拒否をすることも、最高のおもてなし。

「230そば街道推委員会」は、日本の食文化への理解を促すとともに、そばアレルギーを知らない外国人観光客に対しても警鐘を鳴らす活動を続けていく予定だという。

至れり尽くせりの日本人の「おもてなし」。観光客はより日本をより好きになってくれたら嬉しい限りだ。

Writer: Asuka Yshida

 

 

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