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新時代の食事スタイルは衣類着用禁止!?

MOVEMENT

EU離脱の問題で未だ混乱が続くイギリスだが、巷ではあるレストランが脚光を浴びている。

それは6月中旬ロンドンに3ヶ月限定でオープンした、裸で食事を楽しめるレストラン「The Buyandi(ボヤンディ)」。
なんとも大胆なコンセプトだが、オープン前から予約殺到で現在も予約待ち2万人だとか。

あくまで目的はエロティックではない!

そもそもBuyandiとはヒンドゥー語で自然や根元を意味する言葉。自然回帰をテーマに、内装やメニューまでとことんこだわりぬいている様子だ。

裸になるのはお客だけではなく、店員も衣服を身につけず、店内の明かりはロウソクのみ。電話は禁止、料理はガスを使わず薪ストーブ調理、器は全てハンドメイドの陶磁器でサーブされる。
the au naturel(自然のまま)」のテーマに沿った5つのコースが用意されており、ビーガン・ノンビーガンが選択可能。

原始人さながらの食事風景は私たちにとっては不自然にも感じるが、「“裸でいる方が快適”と感じるような雰囲気作りに注力した」と経営者は語っている。
最初は目のやり場に困り、恥じらいが勝るかもしれない。しかしスパやトップレスビーチなどのように、見慣れてしまうとその瞬間はそれが自分にとっての“普通”になっていき、違和感がなくなってしまうのだろう。

食べ物に含まれる化学物質、電気、ガス、スマートフォン、身を纏う衣類からも解放された自然に最も近い状態で、本当の意味での自由を体験できる一夜を過ごすことになる。

待望の!?日本店オープンだが…

そしてこの裸レストランが7 月末に東京、名古屋、京都に店を構えることが決まった。

「THE AMRITA(アムリタ)」の店名で、場所は予約者だけに知らされる仕組みになっている。Buyandi 同様、裸レストランではあるものの、日本店はスタイルがやや異なり、店が指定する紙パンツの着用義務がある。

店員は外国人のマッチョ男性のみで、プロのダンサーによるダンスショーやメンズモデルが繰り広げるショーが開催されるそうだ。エンターテイメント性を重視してしまうと、どこか「The Buyandi(ボヤンディ)」の本来のコンセプト、“自然回帰”が薄れているようにも感じる。

何しろ、裸よりも紙パンツで食事をする方が異様で、きっとどの時代を振り返ってもそんな時代はない。とはいえ時代は進化し続けるもの。過去から学び新しい文化を築いていく、裸レストランが文明開化の過程の一つにもなり得るだろう。

イギリスでは昨年「ナショナル・アンプラキング・デー」(通称デジタルデトックス)が発足し、一定期間スマホやテレビといったデジタル機器を手に触れず家族や友人との時間を大切にしようと呼びかけた。

大量消費社会で物に溢れ、望まなくとも情報が入り過ぎる現代社会。裸レストランやデジタルデトックスで”人間本来の姿”を取り戻すべきだと、イギリスは積極的に動いている。

裸レストランオープンをきっかけに、日本でもこの考え方が浸透する時は来るのだろうか。

少なくとも、かつて味わったことのない身体と精神の解放感を体験できるチャンスだ。
真の解放感を味わいたい人は、ぜひ裸レストランで宴を楽しんでは?

Writer: ELIE INOUE

 
 
 
 

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