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セキュリティーも演出?このクラブは侵入できるのか

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Photo by Goran Telak from Flickr

テクノの発祥地とも言われ、アツくてクールなクラブが軒を連ねる、ドイツ・ベルリン。

世界各国のクラブ好きが夜な夜な足を運ぶその街で、一際目を引くクラブがある。

世界一厳しい「セキュリティー」

ベルリンの中でも、最もクオリティが高いと言われているクラブ『Berghain(ベルグハイン)』。週末には5時間以上も並ぶこともあるという、クラブのメッカだ。ぜひ皆さんも、ベルリンに訪れたら足を運んで頂きたい……と言いたいところだが、そう言えないのがこの『Berghain(ベルグハイン)』。

なぜなら、他のクラブ以上に「厳しいセキュリティーチェック」が待ち受けているからだ。このチェックが非常にくせ者。なんせ、入れるor入れないの基準が不明確。

ときには「その恰好はこのクラブに似つかわしくないからダメだ」と言われ、またある時には「ブランド服で着飾ってはいけない」と言われる。もしあなたが断られたとして、その理由を聞いたとしても答えは「僕がNOと言ったから」のたった一言でおしまいだ。

同じ服を着て行っても、昨日は入れたのに、今日は入れなかったということも全く持って珍しくない。わざわざ他国からこのクラブのためだけに来て、しかも長時間並んだにも関わらず、数秒のジャッジの後に入ることができなかったという人はざらである。

「意地」と「噂」で価値を上げる

しかし、それでも人々の足が途絶えないのは、そのクラブのすばらしさと、「なんとしてでも入ってやろう」という意地からだろう。この基準については、噂が噂を呼び、「ボディーガードと目を合わせればいい」というものから、「いや、目を向こうが合わせて来た時には避けなければならない」という正反対のものまで。

さらには、世界中から来客があるにも関わらず、「ドイツ語がしゃべれない人は何をしても無理」といった噂までさまざまだ。だが、どれも真実は解明されず。未だに噂のままである。

一応、事前のチェックで心の準備を

しかし、入ることができずに悩んでいた人にも朗報が。

このクラブに足しげく通うある男性が、その経験をもとに、「あなたが『Berghain(ベルグハイン)』の中に入れるか事前にチェックできるサイト」を開設したのだ(とても面白いのでぜひお試しを ※Google Chromeが必要)。
WEBサイトはこちらから berghaintrainer.com

そのページを開くと、カメラとマイクがサイトに繋がり、「何歳?」「なぜあなたをこの中に入れなければならないの?」「誰と今日は楽しむの?」と言った簡単な質問が3つなされる。この時の声と態度をコンピューターが判定し、あなたの「入れる度」を参考までに判定してくれるのだ。

誰も知らない素晴らしき「ポリシー」

Photo by Brian Indrelunas from Flickr

長年ベルリンに住んでいる人でも、この基準に関しては何もアドバイスができないという。しかし、ここまで顧客を邪険に扱うにも関わらず、それでも人々を魅了し続けるのは、きっと彼らに大いなる信念があるからに違いない。

彼らは「その日の気分」でも「自分の好み」でもなく、彼らなりのポリシーを持っていて、あなたが『Berghain(ベルグハイン)』に相応しいかどうか判断し続けている……はずだ。そのポリシーは未だ、誰も知る由もないが、秘められているからこそきっと魅力的なのだ。

Writer: Asuka Yoshida

 

 

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