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人間に疲れたから、「ヤギ」になるわ

SOCIAL GOOD

Photo by Shehal Joseph

生きるということは、同時に疲れも経験することである。

人間付き合いの悩みや将来に対する不安。
これは、人間だからこそ深く考え、悩んでしまうのであろうか。

もうこんなことから解放されたい。
だったら他のものになればいいのかもしれない。

「人間」に疲れた、彼が下した決断とは

Photo by Christian MANGE

人間でいることに疲れた人間――。

ロンドン出身のトーマスさんは、まさにその一人である。
人間であるがゆえ、お金に囚われることや、悩むことに嫌気がさしたという彼。

とは言っても自分の人生は変えることはできない。「普通の」人間なら、それでもなんとか人間として生きようと努力するところである。

しかし、彼はそうはいかなかった。
トーマスさんは、一層のこと「人間でいることを放棄」。
なぜか、「ヤギになろう!」と理解不能な決断をしたのだ。

意外と「ヤギ」になれそうかも

Photo by AFP
Photo by Mail Online

しかし、この彼の決断は生半可なものではなかった。

彼はロンドンにある『ウエルカム・トラスト』という医学研究団体の協力を仰ぎ、人間がヤギになれる可能性を本格的に追及したのだ。

例えば、ヤギの主な食事である「草」を消化するために、偽物の胃を付けることを検討したり、ヤギの言葉を理解するために、脳の言語中枢を刺激してみたり。
さらには、トーマスさんが最も重要と考えた4足歩行の練習も、特別な偽足を付け、ヤギたちと一緒になって訓練したのだ。それも3日間も。

しかし、この歩行は普段慣れない人間には難しかったようで、「一番大変な試みだった」とトーマスさんは語っている。

「ヤギ」という選択も

Photo by Mail Online

トーマスさんの「ヤギ化」計画。

それを進めて行くうちに分かったことは、「人生を違う視点から眺めてみることの大切さ」だという。

トーマスさんは、ヤギになっていたこの時間を「人間でいることの休暇」だと語る。
確かに、ヤギになっている時のトーマスさんは、悩みがないのではないかというくらい生き生きとしている。

もし、人間に疲れたら、「ヤギ」という選択肢もあるのかもしれない。

大丈夫、まだ方法はある

Photo by lovinkat

残念ながら、わが国の自殺者の数は年々増え続け、2015年には約2,400人に。
この数字は、WHOに加盟する172国中18位で、高所得国の中では第4位という不名誉な結果である。

その理由の多くは、失業中の悩みや会社でのトラブルが原因。間違いなく、社会の重圧が引き金になっているのだ。

もし、ヤギになれたら、このようなことは考えないのではないだろうか……。

万一、人間として途方に暮れ、不幸な選択をしてしまいそうになったとき、その時は、「ヤギ」というチョイスも真剣にあるということを伝えておきたい。

Writer: Asuka Yoshida

 
 
 
 

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