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ホームレス救出策フリッジ・イン・ザ・ストリート

SOCIAL GOOD

Photo by James Gould-Bourn from Bored Panda

約130億トン。この数字をご存知だろうか。

それは世界の食料生産量の約40%であり、毎年無駄に捨てられている食材の量である。

インドの街で始まった食料の無駄を解決するために始まったある活動が、メディアの中で注目を集めている。

ホームレス救済策

インドの都市の一つであるコーチ。ある日、Minu Pauline(ミヌ・ポーリン)は、ホームレスがゴミ箱を漁っているのを見かけた。

とりわけ貧富の差が激しいインドの都市内部では頻繁に目にされる光景ではあったが、その光景がどうにも心にひっかかりを彼女に与えた。

レストランのオーナーとして、毎日の様に食材の残飯を廃棄していたのが問題だと思っていた彼女が最終的に思いついたのが、「Fridge in the street(路上冷蔵庫)」。その冷蔵庫の中にまだ食べられる残飯を保存しておけば、食料に困るホームレス達がその中から取って食べることが出来ると考えたのである。

世界から寄付もあつまる「フリッジ・イン・ザ・ストリート」

Photo by James Gould-Bourn from Bored Panda

大衆料理屋Pappadavada(パッパダバダ)の店先にある「路上冷蔵庫」。24時間営業なので、無料の自動販売機と呼べばなんとなく想像がつくだろう。

主にそのお店で使われなくなった食料を路上冷蔵庫に入れることとなっているが、近隣のレストランや一般からの無料提供もなされている。実際、パッパダバダで毎日何十人分もの食材が無駄になっている現状を考慮すれば、レストランからの残飯だけでも予想以上の量の食材がホームレスのためにまかなわれそうだ。

Photo by James Gould-Bourn from Bored Panda

「フリッジ・イン・ザ・ストリート」の噂を聞き、その活動に寄付する人が海外にもいるというのは、それほどまでに飲食店で出る残飯処理が世界的に問題視されていることなのかもしれない。

「Resources belong to society(資源は社会のもの)」

Photo by morten lundrup from Flicker

路上冷蔵庫」を考案したミヌさんは「資源は社会のもの」と言う。例え金は人のものでも、食料を始め資源の全ては社会に属し、それらは私たち全てが分かち合うものであると彼女は考える。

およそ170 万人のホームレスを抱えるインド都市部。彼女の活動がホームレス問題解決への小さな、そして大きな一歩であることを願いたい。

Writer: Adam

 

 

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