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フランシス・ベーコンのカタログレゾネが発売!

ART

制作期間10年!カタログレゾネ発売。23万2千円!

日本でも非常に人気の高い画家、フランシス・ベーコン初のカタログレゾネが発売された。

研究者らによって10年をかけて編集された本書は、イタリアの個人コレクションから見つかった未公開作品を含む584点におよぶ作品や、スケッチ、手書きのノート、家族写真、作品のエックス線写真など様々な資料が収録されている。

20世紀を代表する画家

フランシス・ベーコンは自身が幼少期から抱える私的な問題をはじめ、人間の内面に深く根ざした感性を大胆な筆跡で描く。抽象的に歪められ変形した身体はグロテスクで鑑賞者に不安感すら与えるが、一貫してベーコンの作品に漂う根源的なテーマは今もなお高い評価を受けている。

2013年には『ルシアン・フロイドの3つの習作』が、1億4200万ドルという当時のオークションの最高値で落札された。

また日本では没後初めてとなる大規模な個展が2013年に東京国立近代美術館で開催された。世界でも高く評価される舞踏の創設者である土方巽もベーコンの絵画から着想を得ていることが分かる資料なども展示されており、ベーコンが同時代の芸術家にも多大な影響を与えていたことがわかる。

さらにH・R・ギーガーの「エイリアン」は彼の作品がモデルになるなど、その影響力は現代にも続いている。

1500ページを超えるボリューム!

ベーコンの初期の作品は彼自身によって公開を制限されたり廃棄されてしまうこともあったため、1964年にもカタログが出版されたが、ベーコン自身が非協力的な態度だったため、網羅的なカタログを出版することは大変困難だった。

今回はイタリアの個人コレクションから貴重な作品や資料が発見され、800以上の図版や年表など掲載。カメラマンは美しい風景写真で知られるマイケル・ケンナが担当。1500ページを超える全5巻のカタログレゾネが完成した。

苦悩と賞賛に満ちたフランシス・ベーコンの生涯を包括した本書を手に取るには、それにふさわしい覚悟も必要かもしれない。

研究者のみならずアートファンも見逃せない一冊になるだろう。

【Catalogue Raisonne】

出版社:The Estate of Francis Bacon

ハードカバー/1,538ページ/310×240mm

発刊:2016年

価格:23万2,000円

購入ページ:http://shelf.shop-pro.jp/?pid=104490637

Writer: Akira Aoki

 

 

 

 

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