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俺には自転車がある!夢と数十キロの荷物を載せた80km

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Photo by Petras Gagilas from Flickr

一般的に学生の頃に困ったことといえば、好きな子への話かけ方と、テスト勉強の一夜漬けが定番だろう。

テントに住まなければならなくなり、通学に文字どおり「命」をかけるなどほとんど聞いたことがない。

学校に行くまでが「旅」になる。そんな学生がいたりする。

 

「新学期のために!」灼熱を滑走したホームレス大学生

Photo by YouTube

今年の中頃。新学期を迎えていたフレッド・バーレー(Fred Barley)はとにかく困っていた。

何に困っていたかというと、前の学期まで受けていた学生ローンは降りなくなり、住む家もなくし、大学の校舎へ行く交通手段もなかったからだ。

とにかく校舎に行き、新学期の手続きだけでもしなければと考えた彼の唯一の解決策が「自転車」。20キロ以上あるはずの荷物を背中に背負い、35度以上の気温の中を大学の校舎目指し、6時間以上ぶっ通しでペダルを必死にこいだ。

Photo by People

やっとの思いで大学に着いたは良いものの、住む場所も、金もない。背負ってきた小さなテントを校舎の茂みの裏へ立て、新学期が始まるまでそこで数週間住むことにしたのだ。これは大変。

ある夕方、大学敷地内を巡回していた警察官が、彼がテントで寝ているところを発見。明らかな不法居住をしていたので、さすがに「これはやばい、捕まる」とブレッドは思ったのだが、経緯を聞き、彼を不憫に思った警察官は、彼のためにモーテル代を数日支払ったとのこと。

この話を知った人たちにより「Success for Fred(フレッドの成功へ)」と題するクラウドファンディングページが作られ、たった数日間で約2千万の寄付がなされた。

今では周りの人と、運に恵まれ今では学生寮に戻ることが出来た様だが、大学に通うためにテントに住まなければならないというのは、なかなかの苦労に違いないだろう。

 

崖がいつもの通り道。「登る」通学 in China

Photo by THE HUFFINGTON POST

ボルタリング経験者であれば、安全装置とマットがあるのは当たり前。あのカラフルな凸凹壁に数分しがみつくだけでクタクタになる。

下の動画を観て欲しい。

およそ800メートルの崖を90分かけてよじ登り、その前後の1時間を歩く。そして学校の校舎に着くというのが、この子供達の通学だ。

彼らが登校するのにここまでしなければならないのは、インフラ整備のための資金不足が原因とのこと。

インタビューをしたカメラマンは「死と隣り合わせのように感じられました」と気持ちを漏らしたが、通学に命をかけなければならない、そんな世界が中国の山岳地帯にはあるのだ。

Photo by Judit Klein from Flickr

取り巻く状況が厳しければ厳しいほど、人の持つ「命がけ」のエネルギーは強くなる。

ただ「学ぶ」ためだけに、全てをかける。 距離も時間も関係ない、「命がけ」の学びが世界には広がっている。

家があり通学・通勤には苦労をしない。それが普通に感じる与えられた人にとっては、全てをかける彼らの姿勢には学ぶものがあるに違いない。

Writer: ADAM

 

 
 

 

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