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想像を越える。ポール・スミスの魅力の源とは?

ART

Photo by ©Luke Hayes

2013年ロンドンのデザインミュージアムで開幕したポール・スミス展『HELLO.MY NAME IS PAUL SMITH.』が今月4日(土)から京都でスタートしている。(その後、東京、名古屋を巡回。)

「ポール・スミス」は、ファッションデザイナーであり、世界約約70ヵ国で展開するブランドであるが、今回はファッションの枠を超え、ポール・スミスの世界観、発想の源、つまりポールの脳内を覗いているような展示内容になっている。

オープン第1号店や、ロンドンのオフィスの再現、そしてボタンが埋め尽くされた一面の壁や、ブランドが他業種とコラボレーションしてきたものたち・・・。イマジネーションが膨らみ、クリエイション魂に火が付く、そんな刺激的な瞬間が待ち受けている。

ピンク、ボタン、ストライプはどこから?

トップデザイナーのポールがアートコレクターであることはあまり知られていない。10代の時に集めたロックバンドのポスターがコレクションのはじまりだと言い、本展では約500点にも及ぶ所蔵を見ることができる。「デヴィット・ホックニー」(イギリス人画家)の≪Pretty Tulips≫に一目ぼれし、あまりの欲しさに生活費の支払いを延ばしたというエピソードさえある。彼にとって、アートは必須であり、インスピレーションの源である。画家たちが何を考え、どのような手法で描いたかを感じることが好きだという。

生地に写真のプリントや、ユニークなモチーフ柄が特徴的なブランドだが、それらは、「アート」があって生み出されたものだと納得する。アートを服に落としこむのではなく、アートと身体を一体化させるため、「洋服」という媒体を使っているのだろう。また「色は人を元気にする」と「色」に関しても非常に繊細であり、ブランドの1つの特徴となっていることは周知である。

ある雑誌のアニバーサリー企画で、カラーチャートブック(しかも田中一光監修!)をお気に入りと紹介している。色の美しさに感動し、仕事に結びつけていることがうかがえる。

今回の展覧会はファッション、アートラバーのみならず、何かしら自分自身のためにヒットする要素が散りばめられているはず。ピンとくるものがあれば、よく観察し、取り入れ、そして発信!と惜しみなく彼は私たちに教えてくれている。

『ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH』
http://paulsmith2016.jp/

京都会場
会期:2016年6月4日(土)~7月18日(月・祝)
会場:京都国立近代美術館

東京会場
会期:2016年7月27日(水)~8月23日(火)
会場:上野の森美術館

名古屋会場
会期:2016年9月11日(日)~10月16日(日)
会場:松坂屋美術館

Writer: Yukari Kawata

 

 

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