HEAPSmedia

まるでサイバーパンク!情報世界を守るのは免疫系

TECH

Photo by masha_moustache from Flickr

見えない世界で果てしない攻防が繰り返されるサイバーセキュリティの世界は生命のように複雑になりつつある。

そんな中活躍するのが諜報機関の出身者が本気で集まった会社Darktraceだ。

敵はいつも内側にいる。

「ブルータス、お前もか。」

・・ではないが、盛り上がる物語では大体敵は内側にいる。

スターウォーズの皇帝は銀河共和国の最高議長だったし、ガンダムはジオン・ダイクンがザビ家に裏切られることから始まる。

人間がまだガンを克服できないように、内側の敵が厄介なのは「誰が味方で誰が敵なのか」がわからないからだ。

サイバーセキュリティの世界も一緒で、自社のシステム内で行動するアカウントの中に敵がいたとしてそれを特定するのが非常に難しい。

しかもそれが機械によって生み出され拡散していくウィルスだとするとそのスピードは人間の手に負えるものではない。
しかもそのウィルスDNAが突然変異を繰り返しながら襲ってくるとしたら?

爆速で学習するデジタル抗体

生命を脅かすウィルスには悪意はないかもしれないが、企業を脅かすウィルスには多分に悪意がある。

特定の情報へのアクセス権を握ってしまえばそれを人質にして身代金を要求することもできるし、個人情報を手に入れればそのデータを元手に稼ぐことも可能だ。

人間の体のように複雑になってしまった情報ネットワークを爆速で、しかも味方を装いながら襲ってくる敵を迎え撃つには、「侵入を許さない」のではなく「侵入してきたら爆速で学習して対応する」デジタル抗体が必要だ。

諜報機関が会社をつくったらこうなった

この免疫系をイギリスのセキュリティ会社Darktraceは機械学習とベイズ理論をベースにサイバー世界で構築している。

この免疫は絶えず「自分の体らしい動きとは何か」を学習しながら、そこからはみ出たものを異物と見なし学習しながら攻撃を仕掛ける

その経営陣にはイギリス版CIAのMI5のOBが含まれていたり、NSA, CIA出身者も参加していたりする。一企業とは思えない布陣である。

細かい説明なしにしてもこの免疫系の働きをヴィジュアライズした画面を見れば技術者でなくてもワクワクが止まらない。まさにSF。

企業のセキュリティ担当でなくともこの世界は重要だ。

私たちの健康情報がIoTでアクセス可能になったとき、企業だけでなく個人の健康を蝕む悪意あるウィルスとそれから守るデジタル抗体が必要になってくるだろう。

Writer: Yasuhiro Takagi

 

 

 

 

この記事が気にいったら、いいね!しよう
HEAPSmediaの最新情報をお届けします!

TAG


アプリで、HEAPSmediaを楽しむ。

どこでもいつでもサクサク快適に“遊び”が見つかる。

HEPASmedia

DOWNLOAD NOW!

アプリ画面

PAGE TOP