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東京のクリエイティブを繋ぐ創造の工場、始動!

ART

京浜島を日本の新たなクリエイティブハブに

東京 大田区 京浜島。

居住者はたった一人とされる都心の工場地帯に、全く新しいアートファクトリーが誕生する。

その名もBUCKLE KOBO。羽田空港から程近いこの地で、クリエイティブハブとなることを目指す。

鉄工所の一部を改装したファクトリーはさすがの天井高。大きな音も気兼ねなく出せて、すぐ隣では今もなお熟練した職人たちが工場を営んでいる。アーティストにとって、こんなに贅沢で胸躍る空間があるだろうか。

作品の制作には、場所や機材、騒音の問題は常に付きまとい、若いアーティストが大きな作品を制作するには、高いハードルとなっていた。

この場所で心置きなく制作に集中できるだけでなく、都心の利点を活かして世界へと発信できる。

多様な文化資源がこの場所に集うことで、次代を担う化学反応が起こる可能性は十分にある。

こんなかっこいい鉄工所見たことない!

6月に行われたプレスツアーではアーティスト遠藤一郎の「未来へ号」がお出迎え。東京湾を仰ぎながら橋を渡ると辺りは大きな工場が立ち並ぶ工業地帯へと入っていく。その一角にある大きな工場がBUCKLE KOBOだ。

工場の一部は鉄工所として現在も稼働しており、ツアー中も金属音が聞こえてきた。

そこから壁を一枚隔てたところでは松陰浩之、谷崎テトラ、ジャン・ピエール・テンシンによる PBC(ParfectBodyControl)が夜のライブに向けてリハーサル中。

なんと今回のライブが24年ぶりの再結成となる。鉄工所ならではの鉄素材を用いたしたドラムセットや巨大なサウンドシステム、かき鳴らされる音楽はこの場所の雰囲気とも相まって完璧な世界観を演出していた。

2階へ進むとそこはアトリエ部分。広々とした空間にプロジェクトに関わるアーティストの作品が並んでいた。その様子はまるで1日限定の美術館。

どの作品もここが鉄工所だということを忘れさせるくらい空間と共存しつつ魅力を放っている。それはこの工場に創造の胎動が沸々と感じられるからだろうか。

鉄工所とアートが起こす化学反応

大田区は50年代の工場支援をはじめ「ものづくりの大田区」と呼ばれるほどの歴史がある。BUCKLE KOBOはその精神を引き受けながら更にその可能性を広げる拠点として地域からの期待も高まっているという。

プロジェクトに参加しているアーティストの藤元明も京浜島の工場が持つ高い技術力に触れながら、様々なジャンルが交流し合い新しいことにチャレンジする実験場のような場所にしていきたいと語る。

今後は木工機材などを導入してアトリエとしての機能を充実させていき、更にそれらの機材を用いたワークショップも開催しながら本格オープンを目指すという。

作業スペースを区画割りせず入居者同士による相談のうえ決めていくという方法も、それぞれが無駄のない環境を得られるだけでなく創造的なコミュニケーションを誘発することが期待される。

さらに固定のアトリエを賃貸で維持するのではなく月単位でも契約することができるのも特色だ。

こうした柔軟な仕組みから新たな文化が発信されることだろう。

その名の通りベルトのバックルのように様々なクリエイティブを繋ぎ合わせるBUCKLE KOBO。一般の方でも観覧できるスペースもあり、開かれたアトリエとなる。

ここに訪れたならあなたはもう傍観者でいる必要はない。

Writer: Aoki Akira

 
 
 

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