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世界が欲しがるトレンド、“日本のぼろ布”

CULTURE

Photo by GoToVan from Flickr

「ぼろ布」と聞いて、あなたはどのようなイメージを持つだろうか。少なくともプラスのイメージを持つ人は少ないだろう。しかし、この日本の「ぼろ布」が世界の「BORO」へと、変化を遂げているようだ。

アメリカ発の「ぼろ布ギャラリー」

アメリカのブルックリンで『Sri Threads』という日本の布地ギャラリーを営むステファンさんも、「BORO」に魅せられたその一人。
お金がなかった当時の日本。その時代、布は貴重でそれを何度も縫い合わせては長く着られるように工夫していた。

そんなストーリーが彼にはロマンチックで、映画を見ているかのようなノスタルジックな気分を感じだそうだ。そして、そんなぼろ布をかき集め一つの「BORO布」ギャラリーを完成させた。

BOROに秘められた「ロマン」

Photo by Michell Zappa from Flickr

確かにステファンさんが言うように、日本の布地には多くの人の想いが込められているようだ。

着物がまだ日常着として受け入れられる前の江戸時代、ぼろぼろになるまで使われるその布地の模様が個性を表すための大きな意味を持っていたという。

例えば「雪」の柄は「今が辛くても、来年には実るだろう」という意味であったり、「おしどり」の柄は「夫婦の仲の良さ」を意味する模様であったりした。

世界に広がる「BORO」の「美」

Photo by eric kvatek

また、この「BORO」の魅力は、近年、世界のファッション界でも注目をされている。2013年にはルイ・ヴィトンが、2014年にはアルチュザラが、そして 2015年にはコムデギャルソンが日本の「BORO」をテーマにしたコレクションを発表しているのだ。

「想像力」が「環境問題」を救うかも

Photo by Camilo Rueda López from Flickr

モノを大切にする気持ちは、そのモノに対してどれほどの想い入れができるかということかもしれない。

今の私たちが目の前にしても捨ててしまったり、あるいは雑巾にしてしまったりするなんとも肩身が狭い「ぼろ布」が、世界の「BORO布」になったように、何かを捨てる前に、一度そのモノが持つストーリーを思い描いてみて欲しい。

そんな創造力が、世界中のゴミをお宝に変身させるのかもしれない。

Writer: Asuka Yoshida

 
 

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