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世の中の偏見をなくした「魔法の言葉」

ART

Photo by Taber Andrew Bain from Flickr

なんでも「かわいい、かわいい」。
そういう若者にちょっとイラッとしたことはないだろうか。

しかし、それは語彙力がないのではない。
美しさに対する概念に広がりが現れ始めたからだ。

「赤毛のアン」は「差別」?

Photo by Greying_Geezer from Flickr

日本ではそこまで気にしたことはないが、実は海外では「そばかす」は差別の対象となっているようだ。特にイギリスではそばかすにプラスして赤毛の人は時に軽蔑の対象になりやすい。

そばかすも赤毛もなってしまう原因はメラニン色素が少ないこと。そのためそばかすが多く赤毛の人は、体質的に虚弱で劣る人間であると遠い昔に定義付けられてしまったのだ。

日本でも有名な小説「赤毛のアン」だが、この物語中でもアンはそばかすと赤毛をからかわれる場面が多々見られる。そのため、現在原作のタイトルは「Anne of Green Gables」となっていて、決して「赤毛」という言葉を使わないように配慮されている。

今では世界全体が差別を嫌う傾向があるが、赤毛とそばかすに対する偏見がゼロとは言いがたい。

「そばかす」という「美」

Photo by ikeeki
Photo by ikeeki
Photo by ikeeki

しかし、このそばかす論議を一蹴りしたのはロンドンを拠点として活動している写真家、ブロックさんだ。

彼はそばかすを愛し、そばかすこそが美の象徴であると訴えている一人。それを証明すべく、2000年から5年間もそばかすのある美男美女を撮りためたのだ。

その数なんと総勢90名。老若男女、写真を通して見せるそばかすの魅力はまさに美しいと言わざるを得ない。

そばかすメイクで歩く「ランウェイ」

Photo by ___ss17___

また最近では、ファッションショーに敢えてそばかすを付けて登場することもあるそうだ。
これは自然のものではなく、メイクを施しでつくられたファッションの一部。

しかし、そばかすのない透き通った肌のみが美しいという固定概念を一掃するコーディネートとなったようだ。

壮大に広がる「美」の範囲

Photo by Nikolai Vassiliev from Flickr

欠点は、より私たちを人間らしくしてくれるのかもしれない。
彼らの作品は、完璧なものばかりが美ではないと私たちにメッセージを残してくれているのだろう。

今、美しいという枠はどんどんと広がりを見せている。そばかすに限らず、例えば気に入らない太い脚や丸い顏。
しかし、それらも美しさに変わる可能性を秘めているに違いない。少しずつではあるが将来、偏見や差別のない時代がくるのもそう遠くはないであろう。

Writer: Asuka Yoshida

 

 

 

 

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