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大人が学べる本格ARTワークショップ!

ART

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ちょっと体験するだけのワークショップでは物足りない…?それならT-Art Academy!

世の中にアート系ワークショップは数あるが、そのほとんどがさわりだけを体験させる、少し物足りないものではないだろうか。初心者だけど、制作の本髄を第一線のプロから学びたい。しかも最高の道具を使って!そんな希望を叶えてくれるワークショップがある。

天王洲アイルに昨年オープンした画材専門ラボ、PIGMENT(ピグモン)で行われているT-Art Academyだ。

書家、華雪氏によるPIGMENTならではのワークショップを体験!

今回筆者が体験したのは、「書の表現の可能性を探る」というワークショップ。講師は現役の書家である華雪氏。落ち着いた雰囲気の中にも芯の強さを感じる、美人書道家だ。

〜「書」の表現について知る〜

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華雪氏は、「一字書」と呼ばれる「書」のスタイルを中心に表現活動をしており、このワークショップでは参加者も実際に「一字書」の作品を制作できる。

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まず、資料をもとに一字書について説明を受けた。一字書とは、漢字一文字の書のこと。漢字の成り立ちから、日本における漢字のあり方などを丁寧に追い、「作り手も見る側も様々な想像をすることができる」という、一字書の表現の真髄を垣間見ることができる。

〜作品制作の背後にある考え方を学ぶ〜

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この日は「夏」という漢字がテーマ。華雪氏御自身がかつて制作した「夏」の制作に込めた思いや、実際に表現に落とし込むまでに、どのような思考過程を辿ったのかを聞くことができた。

漢字一文字を書く、と一口に言っても、どのようなことを考えて制作すればいいのか戸惑ってしまう人も多いはず。作品制作にあたっての、ものの考え方まで明らかにしてもらえるのは、現役の表現者に目の前で教わることのできる醍醐味だ。

〜作品に込める想いをどう表現するかを考える〜

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受講者はまず、自分のイメージする「夏」について言語化し、発表する。個々のイメージする「夏」が全く違うことに驚きと発見があった。その後、それぞれの表現したいものに最も合う字体や墨の色、筆や和紙などを選ぶ。

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素材に関する知識についても丁寧に教わる。
例えば筆の素材も様々ある。羊毛筆、鳥の羽の筆、竹でできた筆、華雪氏本人の人毛筆など。それぞれのコシの強弱やしなやかさ、書き味の特徴の違いを一つ一つレクチャーされる。

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また、筆が違えば、同じ墨を使い同じ力で書いても、書き上がりが全く異なる。実際に試して見せてくれた華雪氏。太さやかすれ具合の違いはなんとなく想像できるが、色の濃淡もここまで変わってくるとは驚きだ。

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「墨色」も、大きく分けて青っぽいものと赤っぽいもの、と色調が二分される。青い方が松煙墨、赤い方が油煙墨と呼ばれ、色調だけでなく粘度も微妙に違うため、サラサラと流れるような表現をしたいときは粘度の少ない松煙墨を、と使い分けることもある。

〜PIGMENTの良質な素材を使って制作〜

華雪氏から表現について学んだら、いよいよ自分なりの「夏」の制作に!

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基本的に書では墨以外の色を使うことはないが、今回は画材専門店PIGMENTでのワークショップであるということもあり、贅沢にも実際にPIGMENTで販売している顔料を作品に使用できる。夏をイメージした「色」という要素も加わるのだ。筆の半分の側面に墨をつけ、もう半分に顔料をつけて書いてみるなどの実験的な表現も探ることができた。

顔料だけでも4200色以上取り揃えているPIGMENT。好きな色を選ぶ時間も楽しく、また、顔料の選び方に迷った時もスタッフに親身に相談にも乗ってもらえる。

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墨や硯もPIGMENTのもの。上質なものは力一杯に擦らなくても墨が出ると華雪氏の言う通り、墨を硯の上で滑らすだけでスルスルと墨が出て、擦っている手触りもなめらかだった。

〜初心者でも制作の奥深さまで辿り着く充実の時間〜

華雪氏のワークショップは全4時間。一見長く見えるが、予備知識や経験が全くなくても書の魅力を知ることができた。また、表現したいことを、どう紡ぎ出すか、そして、様々な素材を知り、表現と技巧の一番良い関係性をどう引き出すかを十分考えた上で制作に当たることができて、非常に充実した時間を過ごすことができた。

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日本の伝統・文化を伝えるT-Art Academy

T-Art Academyは「良質な画材を使うことで得られる新しい表現方法の普及や、画材それぞれに適した方法・技法を継承することで、正統な技法材料・文化を伝える」ことをモットーに掲げている。
書や日本画、中国山水画からフレスコ画までの様々な表現を、一流の現役アーティストや美大の教授陣から学ぶことができるとあって、初心者からアーティストまで様々な人々が集う。最近では海外からの問い合わせも多いとか。

PIGMENTのスタッフたちも、日本画を専攻していた者、画材の研究で博士号を取得した者など、画材について深い知識を持ち、画材の選び方についてのアドバイスなども万全だ。
ワークショップで体験して、先生やPIGMENTのスタッフに聞きながら画材を買って帰るというのも、自分の表現を広げてくれる良い機会になるはず。

T-Art Academyホームページ:https://pigment.tokyo/academy
※10月以降のスケジュールについても順次公開予定。
※華雪先生の次回のワークショップは、10月16日(日)13時から17時で開催決定。
詳細:http://peatix.com/event/191826

<PIGMENT営業時間>11時~20時
<定休日>月曜日・木曜日
〒140-0002 東京都品川区東品川2-5-5 TERRADA Harbor Oneビル 1F
TEL: 03-5781-9550

Writer: Awako Hori

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