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今日のミッションはパンツで街を歩き回ることです。

MOVEMENT

Photo by Improv Everywhere

突然であるが、下の動画を30秒だけで良いのでご覧頂きたい。

「No Pants Day(ノーパンツデー)」

「下着を晒しながら街中を歩くなんて!」と反応される方もいらっしゃるかもしれないが、
実はこの「No Pants Day」、NYでは既に市民権を得たいたずらである。

Photo by Improv Everywhere
Photo by Improv Everywhere

電車の中でいきなりズボンやスカートを脱ぎ出し、まるで何もなかったかのようにたたずむ。2000年代前半から始まった毎年の恒例行事で、多くのメディアで取り上げられるほどの話題性を持ち続ける。

Improv Everywhere(インプロブ・エブリウェア)

Photo by Improv Everywhere

この「No Pants Day」。あるいたずら集団によって行われているのだが、
彼らの名前はImprov Everywhere(インプロブ・エブリウェア)。
2001年にいたずら好きのCharie Todd(チャーリー・トッド)がImprov Everywhereというフラッシュ・モブ(Flash Mob)のグループを作ったのが全てのシーンの始まり。
そして、紹介した「No Pants Day」は彼らの活動の一つである。Improv Everywhere はNYを始めとし、今では全米だけでなく世界中でアクションを起こしている。

ちなみに、フラッシュ・モブとはインターネットのSNSやEメールを通じて、不特定多数の人々が公共の場に突如集合し、目的を達成するとすぐに解散する行為を指す。「No Pants Day」もフラッシュ・モブなので、インターネットでImprov Everywhereの活動にサインした不特定多数の人々が、ただ電車の中でパンツ一丁になるためだけに集まり、フラッシュ・モブが終わり次第すぐに解散することとなる。
開催側も実際に何人が集まったのか把握していない場合が多い。

実に変わった行為ではあるが、その非日常性が愉快である。

彼らのスローガンは「We Cause Scenes(シーンを起こす)」というもの。普段が流れる公共の場に、フラッシュ・モブの刺激が驚きとパワーを与えるのだ。
迷惑であるはずなのに、なぜか憎めない彼らの笑えるパフォーマンス。
今日も世界のどこかで公共に笑いが起きているかもしれない。

60年代のいたずら集団

経済成長真っ只中の日本にも、変わった集団はいた様だ。
御茶ノ水池の坊会館の屋上から鞄や服などを落としたり、山手線の車内や構内でひたすら変な動きを繰り返すハイレッドセンターというグループ。Improv Everywhereほどハッピーないたずらはせず、アーティスティックにひたすら尖りまくった彼らのアクションも当時のメディアで取り上げられていたとのこと。
戦後の復興から世界の頂を登り始めようとし、オリンピック開催間近であった当時の社会のエネルギーが彼らを過激な前衛芸術の解放へと影響させたのかもしれない。
時代は問わず、非日常性の中に見出す愉快さと刺激は人が欲するものであることには違いない。

人の気持ちを上向きにさせるいたずら心は素敵だ。

Writer: ADAM

 

 

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